1月が終わりました。
とても長かった気がします。
今月の最初には、家族で志賀高原でスキーをしていたのに、生死に関わる状況になろうとは・・・
最初に病状の説明を受けた時に、ママは、先天性真珠種の治療で入院した際に、検査で何も出てこなかったし、昨年も血液検査をやっているのに何故?と質問していました。
急性白血病の場合、2か月前はおろか、1か月前の血液検査でも分からないそうです。
そして、入院の時点では、ゆうりはいたって元気でした。
本人は自覚症状が全く無く、何故病院に来ないといけないの?と何度も聞いていました。
このように、家族、本人を含め、白血病の話をしても、最初はなかなか受け入れて貰えないとのことでした。
事実、私たちも、何か夢を見ているような感覚が、ずっと抜けませんでした。
しかし医師からは、
「このまま1カ月何もしなければ、確実に死に至ります。
だけど、まだ手遅れの状態になる前に、この場(治療をおこなう場)に来ることができたのは、非常に運がいいですよ。」と。
はじまりの日。
転院が決まり、準備のために大垣市民病院から帰る途中、ゆうりが言いました。
「パパ、どうしてそんなに怒って運転しているの?」
白血病と言われてから、どうしてゆうりが?なぜゆうりが?何をやったから?何がわるかったの?何かできなかったの?これからどうなるの?と、そんなことばかり、ずっと考えていました。
それが、知らず知らずのうちに、顔に出てしまったのでしょうか。
ごめんね、ゆうり。いちばん不安なのは君だよね。
正式に診断が下りた夜、病気のことを、ママがゆうりに分かりやすく説明してくれました。
そして、病気をこれからやっつけていくから、3人でがんばろうと。
ゆうりも「わかった。がんばる!」と言ってくれました。
パパも吹っ切れました。
全力で立ち向かっていきます。