2011年1月26日水曜日

それは、ある日突然に

いつもと変わらない朝でした。
ゆうりの着替えの際に、ママから体の痣と湿疹のことで、医者に見せた方がいいかな?と相談を受けました。
ゆうり本人は、いたって元気でしたが、保育園の発表会も控えているし、小学校の入学準備などで、この先忙しくなるから、早目に行っておいた方がいいんじゃない?と答えました。

***
そして、その日の夕方、ママから電話がかかってきました。
かかりつけの万石小児科で診てもらったところ、紫斑病の疑いがあるので、直ぐに大垣市民病院に行くように言われ、今市民病院の夜間救急で検査をしていますとのことでした。

実は、以前にも同じようなことがありました。
その時も、同じように検査をし、異常も見られず点滴だけして帰ってきました。
今回も同じ様に、点滴で帰るのが遅くなるかな?と思い、早目に仕事を切り上げて、病院に向かうことにしました。
ママの携帯に、これから病院に向かうとメールを入れ、会社を出ました。
すると程無く、電話がかかって来ました。
涙声で「白血病かもしれないって・・・」



頭の中が、真っ白になりました。
「とにかく、病院に向かっているから!」とだけ言い、電話を切りました。

大垣市民病院に到着し、夜間救急の待合室に行きました。
しかし、ママとゆうりの姿が見えません。
看護師に聞くと、既に病室に移動したとのことでしたので、そのまま走って病室に向かい、ようやく午後7時過ぎ、釉理に会うことができました。

ゆうりは、点滴を受けているものの、元気な様子でした。
普通に会話も出来て、深刻な状況にあるとは思えません。
でも、ただちに入院が必要な状況であり、詳しいお話は明日9時から担当医からおこないますと言われました。

それ以上病院にいても出来ることはなく、ママとゆうりを病院に残し、一旦家に帰ることにしました。
帰り掛けにママから血液検査の結果を貰いました。
それぞれの数値が、どんな状況を示しているのかを判断することはできませんでしたが、白血球と血小板の数値の横には、「Panic」と記載されていました。

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