2011年1月28日金曜日

【病状等説明】No.1

【診断】
急性骨髄性白血病

【予後】
全体で60%~70%程度
(低リスク群:70~80%、中間リスク群:50~70%、高リスク群:40~60%)
⇒腫瘍細胞の染色体や遺伝子変異の結果、初回の治療に対する反応性などによって、3つのリスクに分類
 よって、現時点ではどのリスクに分類されるかは不明。

【治療】
低リスク群、中間リスク群では5コースの化学療法、高リスク群では3コースの化学療法と造血幹細胞移植(骨髄移植など)をおこない、治療期間は6カ月~9カ月程度。
化学療法には、髄腔内注射(髄注)という、中枢神経(脳や脊髄)への腫瘍細胞の浸潤を予防・加療する治療も含む。
1コースの治療ごとに骨髄の検査(マルク)をおこない、治療の効果を判定。

【治療の副作用・合併症】
・化学療法による骨髄抑制
  貧血・血小板減少→輸血による対処
  白血球減少による易感染性
   →予防的な抗生剤・抗真菌剤の投与、日常生活での清潔管理・食事制限など。
    時に致死的となるため、十分な注意が必要。
・脱毛
・嘔吐、下痢、便秘などの消化器症状
・腫瘍崩壊症候群(特に治療初期)
・輸血による副作用
・晩期障害:2次がん、不妊、低身長などの内分泌障害など

【今後の予定】
1/30 採血、点滴量Up(腫瘍崩壊症候群の予防)
1/31 治療開始予定

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